先日、主人がこんなことを言ってきました。
「大学院で一緒に学んでいる仲間のドクター(医者)が言ってたんだけど、昔から辞書を読むのが好きなんだって。それを聞いてみんなで驚いたんだよ。辞書を読み物として読む人がいるんだね。」
この話に対する私の返答はこうでした。
「私も子供のころ、辞書読むの好きだったよ。」
それを聞いた主人も、傍でこの会話を聞いていた息子も「え?!」と驚き顔。
私は私で、「え?!何でそんなに驚くの?!」となってしまいました。
どうやら私はちょっと変わった子だったということを、今更ながら気づかされた瞬間でした。
私は小さいころから文字が好きでした。文字を読むのも書くのも好きで、読書が好きでしたし、手紙を書いたり、百科事典や図鑑に書いてある説明書きをノートに書き写すのも好きでした。
今思えば言葉への興味が人一倍高かったのか、知らない言葉を辞書で調べるのも好きでした。(当時はインターネットはなかったので)
いろんな言葉が書いてある辞書は私にとって宝箱のようなもので、辞書を引くときはワクワクしたものです。
それが高じて、いつしか調べたい言葉がなくても読み物として辞書を眺めるのが好きになりました。
だからと言って四六時中、辞書を眺めているというわけではなく、暇なときに何気なく「辞書でも読もうかな」という感じで、本当に読書感覚。時には父が持っていた広辞苑(辞書よりもっと詳しい言葉の辞典のようなもの)も読んで楽しんでいました。
今でも、知らない言葉や分からない言葉があると、そのままにしておくのが嫌で、すぐにスマホで調べます。
言葉が好きなんだと思います。
以前のブログで書いたことがありますが、私は人が話しているのを聞くのが好きです。
人が会話しているのを聞くのも好きですし、自分が誰かと会話するのも好きです。
子どものころから、言葉を聞くこと、言葉を話すこと、言葉を読むこと、言葉を書くことが好きな私。
そんな私が言語聴覚士になったのは、自然な流れなのかもしれません。
言葉が好きなだけに、言葉を上手く使えなくなることの苦しさや辛さを、自分事のように想像できるからです。
言語聴覚士という職業は、私にとって天職だと思っています☺
言語聴覚士という仕事を見つけた時の「この仕事に就きたい!」という感覚を、今でも鮮明に覚えています。
29年前、まだあまり知られていなかった言語聴覚士という夢を応援してくれて、進学させてくれた両親に感謝。
やりがいのある好きな仕事を25年間やらせてもらっていることに感謝。
私を信じてリハビリを受けてくださっている皆さまに感謝。
そんな気持ちで毎日を過ごしています。
リハビリを通じて、誰かの人生をもっと豊かにできますように。

コメントをお書きください