小さい頃から、人が話している声が好きでした。
今でも人が話している声を聞くのが好きです。
自分がその会話の中に居なくても、ただ人が話している声が聞こえるだけで心地良いのです。
もちろん、人を誹謗中傷するような話や、喧嘩をしてる声、悲しんでいる声、泣き声などを聴くのは好きではありませんよ。
怒りや憎しみ、悲しみが含まれていない,、何気ない会話や声を聞いているのが好きなんです。
自分に関係がある話題でも、関係がない話題でも、ただただ人が話している、それだけでいいのです。
子供の頃、私の家にはよく父の知り合いが来ていました。
ただおしゃべりをしに来る人、相談に来る人、お酒を飲みに来る人。
誰が来ても父も母も気持ちよく受け入れていたので、我が家には色々な人の声が溢れていました。
大人たちが話している声が何となく聞こえている家で、私たち兄弟3人(私には弟と妹がいます)は遊んだり、テレビを見たり、時には大人たちの話に聞き耳を立てたり…笑
私はそんな環境が好きでした。
だからなのか、大人になっても私は人の声が聞こえることを心地良く感じますし、人がコミュニケーションを取っているいるのを見ているのも好きです。
もちろん、自分自身が誰かと会話をすることも好きですが、自分が話している時より人の話を聞いているときの方が何となく心地が良いのです。
私は、言語聴覚士という仕事を、自分にとって天職だと思っています☺
人の声が好きで、人が話しているのを聞いているのが好きで、人と人を繋ぐコミュニケーションが好きで、だからこそ、コミュニケーション障害になった方の苦しみや悲しみ、辛さや葛藤に寄り添いたいと強く想うし、少しでもコミュニケーションを取りやすくなるために役に立ちたいと思うのです。コミュニケーションが取れることによって、その人の人生がより豊かに、より幸せになって欲しいと願うのです。
私が言語聴覚士になれたのは、言語聴覚士としてやりがいをもって働くことができているのは、人が好きでどんな人も受け入れる父と母のおかげなんだなと、今更ながら感じています。
お父さん、お母さん、ありがとう♡
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