今回は、脳の可塑性(かそせい)についてお送りします。
脳には可塑性という性質があり、回復に大きな影響を与えます。
皆様の参考になれば幸いです。
<脳の可塑性とは>
脳の可塑性とは、脳の機能が損傷や病気によって低下した場合でも、適切なリハビリや刺激によって回復し、元の状態に近づくことができる能力のことです。
これは脳が新しい神経回路を形成したり、既存の神経回路を修正したりして、損傷によって失われた機能を補う能力のことです。
例えば、脳卒中で脳の一部が損傷した場合、その部分の機能が失われますが、損傷した部分の周囲にある脳細胞が新たな神経回路を形成し、失われた機能を代償することがあります。
<脳の可塑性には個人差があります>
脳の可塑性は、損傷の種類や程度、個人の状態によって異なります。
また、リハビリの時期や期間、方法によっても回復の度合いは異なります。
また、これまでの研究で、回復過程におけるリハビリだけでなく趣味、外出、社会交流などの刺激が重要だということも分かっています。
脳損傷後の方には、リハビリだけではなく、趣味や外出、社会交流なども大切です。
コミュニケーション障害でお困りの方や、リハビリに取り組みたい方は、ぜひ、ことリハにご相談下さい☺
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