右脳損傷後のコミュニケーション障害 「会話に集中する力の低下」とは⁈

今回は、右脳損傷後にみられるコミュニケーション障害の一つ「会話の集中する力の低下」についてお送りします。

右脳損傷後にみられることがあるコミュニケーション障害について、皆様にご理解いただけますと幸いです。

 

<会話に集中する力の低下>

会話を続け、話の内容を十分に理解するには、一定の注意力を保つ必要があります。

右脳損傷の方は注意障害を発症することが多く、注意が低下すると、会話に集中することが難しくなることがあります。

そのため、会話の途中で他に注意が向いたり、話の内容を十分に理解できなかったり、自分勝手な解釈をしてしまうことがあります。

 

<会話に集中する力の低下でみられる症状>

・会話の途中で別のことが気になりだしてしまうことがある

・会話の全体を理解できず、自分が聞き取った部分だけで話を判断してしまうことがある

・相手の話を最後まで聞かずに自分が話し出してしまうことがある

・相手に質問された内容と微妙にずれた返答をしてしまうことがある

 

脳損傷にコミュニケーション障害でお困りの方、リハビリに取り組みたい方は、ぜひ、ことリハにご相談下さい☺