今回は、前回に引き続き「失語症のリハビリ」についてお送りします。
失語症の方が会話の力を上げていくには、応用力をつけるリハビリが大切です。
少しでも皆様の参考になれば幸いです。
<会話はいつも同じではないから難しい>
失語症の方が苦労するのは、会話はその時その時で変化するもので、いつも同じではないというところです。
日々変化していく会話に対応していくためには応用力が必要になってきます。
言いたい言葉が出てこない時どうすればいいか、相手の話が理解できなかった時どうすればいいか、そのようなことを想定してリハビリを進めて行く必要があります。
<引き出しが沢山あれば会話は楽になる>
会話への応用力をつけていく上で大切なのは、会話で使える引き出しを増やすことです。
例えば、言いたいこと言葉が出てこないとき、違う言葉で言い換えられないか、他の説明で伝えることはできないか、口では言えないけど字で書くことはできないか、など、たくさんの手段をもっておくと会話は楽になります。
ことリハでは、そのような応用力をつけるリハビリにも力を入れています☺
<様々な会話の場面に慣れることも大切>
失語症の方のお悩みに多いのが、会話の機会が少なく、会話の場面への慣れていなこと。
いくらリハビリをしていても、実際の会話場面を想定したトレーニングまで行わないと、実生活では上手く会話をすることは難しいのです。
失語症のリハビリでは、言語の基礎的な力をつけることと共に、会話場面に慣れ、リハビリで身に付けたことを使う練習も必要です。
ことリハでは、実践的なリハビリも積極的に行っています☺
失語症の方で会話への応用力をつけたい方は、ぜひ、ことリハにご相談下さいね♡
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