失語症のリハビリは会話での応用力も大切って本当?

今回も、前回に引き続き失語症のリハビリについてお送りしたいと思います。

長年言語聴覚士をしていて、失語症のリハビリで大切なのは、前回お伝えした「聞く」と「話す」の力を伸ばすことと、会話での応用力を伸ばすこと、だと感じています。

基礎的な練習に終始してしまうだけだと、会話での応用力はなかなか伸びず、会話の場面で苦労してしまいます。

逆を言えば、会話での応用力をつけると、会話がスムーズにいきやすくなります。

皆さまのリハビリの参考にしていただると幸いです。

 

<会話はいつも同じではないから難しい>

失語症の方が苦労するのは、会話はその時その時で変化するもので、いつも同じではないというところです。

日々変化していく会話に対応していくためには応用力が必要になってきます。

言いたい言葉が出てこない時どうすればいいか、相手の話が理解できなかった時どうすればいいか、そのようなことを想定してリハビリを進めて行く必要があります。

 

<引き出しが沢山あれば会話は楽になる>

会話への応用力をつけていく上で大切なのは、会話で使える引き出しを増やすことです。

例えば、言いたいこと言葉が出てこないとき、違う言葉で言い換えられないか、他の説明で伝えることはできないか、口では言えないけど字で書くことはできないか、など、たくさんの手段をもっておくと会話は楽になります。

 

 

<様々な会話の場面に慣れることも大切>

失語症の方のお悩みに多いのが、会話の機会が少なく、会話の場面への慣れていなこと。

いくらリハビリをしていても、実際の会話場面を想定したトレーニングまで行わないと、実生活では上手く会話をすることは難しいのです。

失語症のリハビリでは、言語の基礎的な力をつけることと共に、会話場面に慣れ、リハビリで身に付けたことを使う練習も必要です。

 

ことリハでは、実践的なリハビリもたくさん行っています。

失語症の方で会話への応用力をつけたい方は、ぜひ、ことリハにご相談下さいね♡