今回は、口腔ケアのお話です。
口腔ケアというと歯磨きを思い浮かべる方が大半だと思いますし、食べて口の中が汚れたらやるものだと思われる方も多いと思います。
しかし、口から食べていない方でも口腔ケアが必要なんです!
なぜ、口から食べていない人も口腔ケアが大切なのか、分かりやすくお話していきますね。
<食べてない方も口腔ケアが大事!>
経鼻経管栄養や胃瘻を使っている方は、口から食べたり飲んだりすることがほとんどなく(全くない場合も)、唾液の分泌が減少してしまい、唾液による自浄作用が落ちてしまうため、口腔内が汚れやすくなってしまいます。
汚れた唾液を誤嚥すると誤嚥性肺炎になるリスクが高いため、口から食べていなくてもきちんと口腔ケアを行うことが大切です。
<色々な道具を使って行いましょう>
口から食べていない方は、歯だけでなく、舌や頬の内側など、口腔内の色々なところに汚れがついてしまいます。
口腔ケアを行う際は、歯ブラシだけでなく、ガーゼや口腔ケア用のスポンジなどを使いましょう。
また、嚥下障害があるため、うがいは危険なので行わないようにしましょう。
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