失語症の症状のお話 その② 「話す」ことの障害について

今回は、失語症の「話す」ことの障害について、分かりやすくお話ししていきたいと思います。

失語症の方の「話せない」症状とはどんなものなのか、具体的にご説明していきますね。

失語症の方について、少しでもご理解いただけるとありがたいです。

 

<失語症の「話す」ことの障害とは>

失語症の「話す」ことの障害では、言葉がなかなか出てこない、反対に言葉がスラスラ出るものの言い間違いが多い、言いたい言葉と違う言葉が出てしまうなど、様々な症状がみられます。

重症の場合はほとんど言葉が出ないことや、意味不明の言葉で話すこともあります。

軽度の場合は、日常会話は比較的スムーズに行えますが、時折言葉に詰まったり、複雑な説明が上手くできない場合があります。

 

<「話す」ことの障害でよくみられる症状>

・言いたい言葉が言えない

・言いたいことと違う言葉が出てしまう

・回りくどい言い方になってしまう

・前に言った言葉を何度も言ってしまう

・地名や人名など固有名詞が特に出にくい

・言葉の最初の音を言ってもらうと、言葉が出てくることがある

 

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