今回は、失語症の「話す」ことの障害について、分かりやすくお話ししていきたいと思います。
失語症の方の「話せない」症状とはどんなものなのか、具体的にご説明していきますね。
失語症の方について、少しでもご理解いただけるとありがたいです。
<失語症の「話す」ことの障害とは>
失語症の「話す」ことの障害では、言葉がなかなか出てこない、反対に言葉がスラスラ出るものの言い間違いが多い、言いたい言葉と違う言葉が出てしまうなど、様々な症状がみられます。
重症の場合はほとんど言葉が出ないことや、意味不明の言葉で話すこともあります。
軽度の場合は、日常会話は比較的スムーズに行えますが、時折言葉に詰まったり、複雑な説明が上手くできない場合があります。
<「話す」ことの障害でよくみられる症状>
・言いたい言葉が言えない
・言いたいことと違う言葉が出てしまう
・回りくどい言い方になってしまう
・前に言った言葉を何度も言ってしまう
・地名や人名など固有名詞が特に出にくい
・言葉の最初の音を言ってもらうと、言葉が出てくることがある
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