脳のお話 前頭葉について その①

今回は、脳の前頭葉のお話をしていきたいと思います。

前頭葉は、人間らしさを司っているところとも言われます。

その前頭葉について、学んでいきましょう。

 

<前頭葉の働き>

前頭葉は、大脳の前部分に位置し、思考、感情、創造性、運動などを司ります。

前頭葉は、司る領域によって大きく「前頭前野」「補足運動野」「一次運動野」に分けられます。

各領域は担っている機能が異なります。

左大脳半球の前頭前野には「ブローカ野」という言語中枢があります。

ヒトをヒトたらしめているのは、前頭前野の働きによるものです。

 

<前頭前野の働き>

前頭前野は前頭連合野とも呼ばれ、思考、判断、情動のコントロール、コミュニケーションといった高度な分析・判断を司ります。

思考力、創造性、社会性、コミュニケーションといった人間らしさを司る部位です。(高次脳機能と言います)

人間の前頭前野は大脳の約30%を占め、他の生物と比較して大きく、そのため人間は複雑な思考、判断が行えます。

 

<前頭前野が障害されるとみられる症状>

以下の高次脳機能障害がみられます。

・自発性の低下

・病識の欠落

・社会的行動障害(行動と感情の障害)

・遂行機能障害

・注意障害

・失語症(非流暢性)…左大脳半球の前頭前野にあるブローカ野という場所が損傷した時