生活習慣病のお話 脂質異常症について

今回は生活習慣病の「脂質異常症」についてお送りします。

「脂質異常症」って聞いたことない!なんて方もいらっしゃるかもしれませんが、以前は「高脂血症」と呼ばれていました。

脂質異常症は動脈硬化の原因になるばかりではなく、ひいては脳梗塞や心筋梗塞、その他にもたくさんの病気の原因になってしまいます。

脂質異常症について知り、予防していきましょう!

 

<脂質異常症とは>

脂質異常症は血液中の中性脂肪や、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)が基準より高い、またはHDLコレステロール(善玉コレステロール)が基準より低い状態のことをいいます。

以前は高脂血症と呼ばれていました。

脂質異常症患者は年々増えており、その理由として食生活の欧米化、運動不足、肥満などが関係していると考えられています。

 

<脂質異常症の原因>

・遺伝的要素

・体質

・食習慣

・運動不足

・肥満 など

 

<脂質異常症を放置すると!>

脂質異常症を放置すると、以下の病気のリスクが高まります。

・脳梗塞、脳出血

・心筋梗塞、狭心症

・大動脈瘤、大動脈解離

・閉塞性動脈硬化症

・腎臓障害 など

 

<脂質異常症の判定>

*空腹時採血にて判定します。 

 

①高LDLコレステロール血症

LDLコレステロール≧140mg/dL

 

②低HDLコレステロール血症

HDLコレステロール<40mg/dL

 

③高トリグリセライド血症

トリグリセライド≧150mg/dL

*注:トリグリセライドは中性脂肪です。

 

<脂質異常症の治療>

動脈硬化にならない、動脈硬化を進行させないことが治療の重要な目的です。

まず、食事や運動を含んだライフスタイルの改善を行います。

動脈硬化による病気を起こすリスクが高いときには薬物療法が追加されます。

 

<脂質異常症の方が気を付けるべきこと>

・禁煙する

・食生活を見直す

・運動量を見直す

・適正体重に近づけると同時に内臓脂肪を減らす

(適正体重については前回投稿をご参照ください)