飲み込む力に大切な喉(のど)のお話

今回は、飲み込む力に大切な喉(のど)のお話をしたいと思います。

皆さんは飲み込む力って何歳くらいから低下し始めると思いますか?

意外と早いんですよ!

そして、飲み込む力を落とさないためには「喉」が大事なんです。

今回はそんなお話をしていきたいと思います。

 

<喉(のど)の3つの機能>

「喉(のど)」は人間が生きていく上で欠かせない3つの機能を担っています。

1.嚥下:食べ物を飲み込んでエネルギーを取り込む。

2.呼吸:空気を出し入れし、酸素を取り入れて二酸化炭素を排出する。

3.発声:声や言葉を出すことにより、周囲とコミュニケーションを取る。

 

<喉の健康は大事!>

喉は「嚥下」、「呼吸」、「発声」を同時に行っている重要な器官です。

3つとも人間が生命を維持していく上で欠かせない必要不可欠なことです。人間は喉がちゃんと機能していないと健康に生きていくことはできません。つまり、喉が健康であれば、私たちは健康的に生きていけるのです!

 

<「むせる」は老化のサイン>

飲み込む力は40代、50代ごろから徐々に衰え、飲み込むタイミングに次第に微妙なズレが生じるようになります。

「むせ」は食べ物や飲み物が食道ではなく気管の方に入ってしまいそうになり、瞬間的に危険を察知した体が反射的に咳込んで、気管に入りかけた物を戻そうとする防御機能なのです。「むせることが増えた」と感じるならば、喉の力が衰えて飲み込み力が低下した証拠です。

 

<飲み込み力を表すのは「のどぼとけ」の位置>

飲み込むとき、喉は上前方に動き、喉頭蓋という蓋が気管を塞いで、食べ物が気管に入らないように守ります。

のどぼとけ(喉頭)が下がってくるのは、のどぼとけを吊り下げている筋肉や腱が衰えている証拠です。のどぼとけが下がってくると、飲み込むときに喉頭蓋が気管をしっかりと塞ぐことができなくなり、誤嚥を起こしやすくなります!

 

<のどぼとけは40代から下がり始めている!>

「年齢による喉頭の位置の変化」のデータによると、のどぼとけの位置は特に60代以降からガクンと下がっています。そして、注目すべき点は、のどぼとけは40代から下がり始めているのです!

60代で急に飲み込む力が低下するのではなく、実は、40代から徐々に飲み込む力は低下し始めているのです!!

 

<喉を鍛えて健康を保ちましょう!>

飲み込みの力は喉を鍛えることによって保つことができます!

あらゆる筋肉はどんなに歳をとっても鍛えることが可能です。たとえ高齢になって嚥下機能が衰えてきたとしても、きちんとトレーニングすれば嚥下機能を回復させていくことが可能です。

 

<喉のトレーニングは早く始めることが大切!>

嚥下機能が衰えてきてから喉のトレーニングを始めるより、できれば嚥下機能が衰え始める前から喉のトレーニングをするのが理想的です。

喉のトレーニングをすることで、嚥下機能を保てるばかりか呼吸機能、発声機能も保つことができ、健康寿命を長くすることができます!

 

次回は「喉のトレーニング」について説明していきたいと思います!

嚥下機能に心配がある方、また、嚥下機能が落ちないようトレーニングしたい方は、ことリハにご連絡くださいね。

呼吸や発声のトレーニングも行っています♪